いつも手足が冷たい…厚着をしても寒い…冬の時期は特に冷えが気になるものです。
特に女性の場合は、8割近くが「冷え性」であるというデータもあり、多くの女性は冷え性に悩まされていることがわかります。
「冷え性」と一言に言っても、実は4つのタイプがあり、それぞれ症状や対策方法も異なります。
そこで、本記事では、冷え性の4つのタイプと対策方法、冷え性におすすめの対策グッズを紹介しています。
冷え性に悩まされている方は、要チェックの記事となっているので、読み飛ばすことなく、ご覧ください。
目次
■冷え性のタイプ別特徴と対策方法
・手足の冷えが気になるタイプ:四肢末端型
・四肢末端型冷え性の対策方法
・お腹が冷えやすいタイプ:内臓型
・内臓型冷え性の対策方法
・下半身が冷えるタイプ:ほてり冷え性
・ほてり冷え性の対策方法
・全身が冷えるタイプ:全身冷え性
・全身冷え性タイプの対策方法
■タイプ別、冷え性におすすめの対策グッズ
・四肢末端型冷え性の対策グッズ
・内臓型冷え性の対策グッズ
・ほてり冷え性の対策グッズ
・全身冷え性の対策グッズ
■さいごに
冷え性のタイプ別特徴と対策方法
「冷え性」には4つのタイプがあり、タイプによって症状の出方や特徴が異なります。
それぞれのタイプや症状を知り、自分自身はどのタイプの冷え性なのかチェックしてみましょう!
対策方法も併せて紹介しているので、タイプに合った対策方法を行ってみましょう。
手足の冷えが気になるタイプ:四肢末端型
手足が最も冷えるタイプを四肢末端型といいます。
10代~20代の女性に多いタイプの冷え性です。
このような特徴に当てはまる方は、四肢末端冷え性の可能性があります。
特徴 | ・手足などの末端が冷える ・頭痛 ・肩こり |
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原因 | ・運動不足 ・不規則な生活スタイル ・栄養の偏った食事 ・無理なダイエット |
特に痩せ型や無理なダイエットをしている方は、食事量が足りず、身体を温めるエネルギーが不足。その結果、指先や足先などの末端に血流が行き渡らなくなり、冷え性の症状を引き起こします。
無理なダイエットをしている方は、四肢末端型冷え性と同時に月経不順や肌トラブルなどの不調を同時に引き起こすケースもあります。
四肢末端型冷え性の対策方法
・運動量を増やし筋肉量をアップさせることで、冷え対策に役立ちます。
・手足の冷えを感じた時は、お腹や背中など内臓から温める。そうすることで、血行が良くなり手足まで温まりやすくなります。
・手足の末端が冷える原因は、血流の悪さが挙げられるため、シャワーだけではなく、湯船につかることで、冷え性対策に繋がります。
・四肢末端型冷え性は、食事量が不足していることが原因で起こる場合もあるため、食事をきちんと摂ることが重要です。特にたんぱく質は、身体に熱を起こすための食事誘発性熱生産が起きやすくなるので、積極的に摂取しましょう。
・タイトな靴やブーツ、ヒールの高いパンプスなどは足先の血流が悪くなるため、控えましょう。
お腹が冷えやすいタイプ:内臓型
冷えでお腹をくだすなどの不調が起きやすいタイプは、内蔵型冷え性の可能性があります。
特に30代以降の女性に多く見られるタイプです。
特徴 | ・下腹部を触るとひんやりする ・便秘や下痢になりやすい ・疲れやすい |
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原因 | ・運動不足 ・加齢 ・下半身の筋肉の衰え ・自律神経の乱れ |
内臓型冷え性の原因は、運動不足、加齢、下半身の筋肉の衰え、自律神経の乱れが挙げられます。
特に自律神経の乱れによって、内臓へ血液を送りにくくなり、内蔵の冷えを引き起こします。よって、胃腸に症状が起きたり、下半身にむくみが出るなどの症状が起きます。
また、冷たいものを摂取することが多い場合も、内臓を冷やす原因となるため、注意しましょう。
内臓型冷え性の対策方法
・お腹を冷やす食べ物や飲み物の摂取を控える。
・適度にストレスを発散し、休息をとる。
・薄着を控えて、温かい服装で身体を温める。カイロや毛糸のパンツなどで、お腹周りを温める。
下半身が冷えるタイプ:ほてり冷え性
上半身は冷えていないのに、下半身にかけての冷えが気になる場合は、ほてり冷え性の可能性があります。
ほてり冷え性は、四肢末端型冷え性と内臓型冷え性が進行した場合に引き起こすタイプで、冷え性の中でも重度です。
特徴 | ・顔はほてっているが、末端は冷えている ・眠りが浅い ・イライラしやすい ・手のひらが白っぽい色をしている |
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原因 | ・自律神経の乱れ |
加齢により血管が細い方や筋肉が衰えている方は、下半身に血行不良が起きやすくなるため、下半身限定で冷えを起こしやすくなります。
ほてり冷え性の対策方法
・太ももやふくらはぎなど下半身の筋肉を強化させる。
・下半身をメインにマッサージやストレッチを行う。
・下半身の血流を滞らせないために、タイトなブーツや服装を控える。
・塩分を控えて、利尿作用のある食材や飲み物を意識して摂取する。
全身が冷えるタイプ、全身冷え性
冷え性の中でも最も重症とされる全身冷え性タイプは、1年中冷えを感じやすく、冷えに対して自覚症状がないケースも多々あります。
特徴 | ・めまい ・立ちくらみ ・疲れやすい、体がだるい ・平熱が35度程と低い |
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原因 | ・不規則な生活スタイル ・食事量不足 ・基礎代謝の低下 |
全身冷え性は放置していると、身体機能の低下や病気に繋がる可能性もあるため、特に注意が必要です。
全身冷え性タイプの対策方法
・全身冷え性の原因は代謝機能の低下が主とされているため、適度な運動をすることで、対策できる場合もあります。
・慢性的な疲労を解消する。
・不摂生な生活スタイルを見直す。
・湯船につかる習慣をつける。
タイプ別、冷え性におすすめの対策グッズ
自分自身の冷えのタイプに当てはまる症状はありましたか?こちらの項目では、冷え性におすすめのタイプ別対策グッズを紹介します。
対策グッズを取り入れて、寒い冬を乗り切りましょう!
四肢末端型冷え性の対策グッズ
使い捨てカイロも便利ですが、エコに身体を温めるなら「電気カイロ」がおすすめです。
SROSSの電気カイロは、高温モードの60℃。中温モードの50℃。低温モードの40℃の3段階温度設定が可能です。
使用状況や環境に合わせて手軽に設定できるため、通勤、通学、買い物などの寒さ対策にぴったりです。
電気カイロは、熱を発するアイテムということもあり、安全性も気になりますが、SROSSの電気カイロはPSE認証商品なので、安全性も保障されています。
冷え対策だけではなく、モバイルバッテリーとしても使用できるため、災害などの緊急時にも役立つアイテムです。
マグネッカーDX 足裏サポーターは足裏に使用します。
中心に付属されている磁気から足の裏を温め、末端型冷え性の根本的な原因である血行不良にアプローチします。
温め+磁気の力でコリをほぐし血行が改善するため、冷えと冷えによるむくみの解消に効果的です。
寝る前に付けるだけで、翌朝には脚がすっきりしていることでしょう。
また、手洗いで繰り返し使用できるため、コスパの面も良くオールシーズン使用可能です!
ただし、磁気治療器のためペースメーカーを埋めている方は使用不可能となるので注意が必要です。。
「蒸気でホットアイマスク」が人気な花王のめぐりズムシリーズのひとつ、「蒸気の温熱シート」は、下着の内側面に貼ってお腹や腰を温める効果があります。
約40℃で5~8時間温熱が持続、肌あたりが優しく、ニオイもないため外出先でも手軽に使用できます。
末端型冷え性は、指先・足先を冷やすのも効果的ですが、お腹や背中を温めることで血行が良くなり、自然と手足も温まります。
また、女性であれば月経痛の緩和としても最適なアイテムです。
内臓型冷え性の対策グッズ
冷えで胃腸の調子が悪くなる内蔵型冷え性は、お腹を温めることで症状を緩和させることができます。
World Bridgeは、巻くだけでお腹や腰回りの体温を上げることができ、裏起毛が保温状態を保ってくれます。
また、腰を温めることで、冷えからくる腰痛、腹痛、月経痛を和らげることができるため、冬場はもちろんのこと、夏場のエアコン対策にも役立ちます。
トルマリンや電気とは異なり、体温で温めるベルトなので、熱くなりすぎず就寝時にも使用しやすいです。
内臓型冷え性には「ジンジャーティー」が効果的とされています。ジンジャーティーは、血行促進効果、発汗作用もあり、身体を内側から温めます。
また、脂肪燃焼作用もあるため、ダイエット中の方にもおすすめです。
ジンジャーティーと一言に言っても、たくさんの商品がありますが、今回紹介する「国産 生姜紅茶」は、品質にこだわり、国際基準HACCP認証を取得した工場で製造しています。
無農薬栽培、無漂白のティーパック使用、純国産なので安心・安全に召し上がれます。
身体を内から温め、内臓型冷え性の緩和におすすめの商品です。
ほてり冷え性の対策グッズ
冬と言えばこたつ…ぽかぽかなこたつで、気づいたら寝てしまう…というのも冬の風物詩のひとつです。
しかし、フローリングの上で勉強や仕事、パソコン作業をする場合は下半身が冷えて、ほてり冷え性の方は冷えが気になると思います。
下半身限定の冷えが気になるほてり冷え性の方におすすめなのが、「ホット足入れヒーター」です!
赤外線原理を導入し短時間でぽかぽか、35~60℃と6段階の温度調整可能で、お腹から足のつま先まで下半身を温められます。
また、定時機能が付き、0.5時間・1時間・1.5時間・2時間・4時間・6時間の使用時間が選択できます。感電を防ぐように設計されているため、安全面も問題ありません。
こたつを使用できない時に下半身を温めるアイテムとしておすすめです。
炭酸ガス入りの入浴剤には、温浴効果を高め疲労回復を促します。
寒い冬の時期は熱いお湯に浸かりたくなりますが、熱いお湯だと体がほてってしまうので、
ぬるめのお湯(37度~40度)に15分以上浸かると良いでしょう。
通常の入浴剤には、重炭酸イオンが2-3割程が溶け込むのに対し、BARTH(バース)は、8-9割の
重炭酸イオンが溶け込みます。
そのため、15分以上しっかりと浸かることで血行が促進され疲れをケアする効果が得られます。
ほてり冷えは自律神経の乱れも原因のひとつのため、入浴によってリラックスタイムを設けると
良いでしょう。
全身冷え性の対策グッズ
寝る前の体の冷えを緩和するなら、「着る電気毛布」がおすすめです!ふわふわとした触り心地が特徴で、身体を丸ごと温めてくれます。
タイマーボタンと温度調節ボタン付きなので、好みの温度で使用時間を調整でき、うっかり寝落ちしてしまっても安心です。
また、USB給電で使用でき、取り外し可能!洗濯機で洗えるため、繰り返し使用可能。冬の冷え対策に最適なアイテムです。
普段のひざ掛けとしても使用できるため、仕事中の冷え対策にも役立ちます。
金時しょうがは、通常の生姜に比べ辛味成分が濃縮していることから、血流を良くし免疫力アップの効果を得ることができます。
また、体の巡りをよくする「ショウガオール」という成分が入っており、摂取することで体の奥からポカポカ温まっていきます。
代謝アップにも効果的です。
Saint Laboより発売されている金時しょうがは、粉末タイプで販売されています。
ジンジャエールやしょうが湯の他、豚汁などの料理にも活用できるのでサプリメントの代わりとしても気軽に摂取することができます。
生姜の辛味成分を利用して体を内側から温めるのにおすすめです。
さいごに
本記事では、冷え性の5つのタイプと対策方法、冷え性におすすめの対策グッズを紹介しました。
冷え性の5つのタイプの症状を見て、自分自身がどのタイプに当てはまるか確認できましたか?
寒い時期に気になる冷え性も、1年中冷えが気になる方も冷え性のタイプを理解し、対策をしていきましょう。