エステ脱毛を行っている脱毛サロンは増えつつあり、脱毛サロンによって使用する機械も異なります。
本記事では、多くの脱毛サロンで使用されているIPL脱毛の機械について紹介していきます。
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夏になると肌の露出が増えることから脱毛を始めたい方も多くいるかと思います。しかし、エステ脱毛だけでも脱毛サロンの数が多く、「どこに通えばいいのか分からない」と感じた経験はありませんか?
脱毛サロンにより使用している機械は異なり、効果の出方や脱毛の完了までにかかる期間も異なります。自分に合う脱毛サロンと機械を見つけてキレイな肌を手に入れる準備をしていきましょう。
IPL脱毛とは
IPL脱毛とは、肌に光を照射し毛根にダメージを与ることで、ムダ毛を生えにくくする脱毛方法です。
正式名称は「インテンスパルスライト」といい、1.5ヶ月~2ヶ月かけて生え変わる毛の「毛周期」に合わせて施術を行う方法です。サロンにより来店ペースは異なりますが、毛周期に合わせた1.5ヶ月~2ヶ月に1回のペースが目安となります。
唯一、エステ脱毛で減毛表記ができる機械となり、多くのサロンで取り入れられている脱毛方法です。
IPL脱毛の仕組み
エステ脱毛には、IPL脱毛・SSC脱毛・SHR脱毛の大きく分けて3つの脱毛方法がありますが、実はSSC脱毛やSHR脱毛は光の種類ではありません。IPL脱毛を派生させたものがSSC脱毛やSHR脱毛なのです。
IPL脱毛は、熱を発生させて発毛細胞のはたらきを抑制する仕組みです。毛根にアプローチをかけて、毛を生やす力自体を弱めることができるのはIPL脱毛のみとなり、毛のメラニン色素(黒い部分)に対して作用する性質となります。
また、光は広範囲に照射が可能なため、比較的ダメージが少なく短時間で施術することができます。
IPL脱毛のメリット・デメリット
ここからはIPL脱毛のメリット・デメリットを紹介します。
〈メリット〉
・濃い太い毛の効果が高い
・効果の実感が比較的早くでやすい
・美肌効果がある
・短い時間で施術ができる
・通うペースが速くないため、予定が立てやすく続けやすい
〈デメリット〉
・産毛への効果が低い
・脱毛完了に時間がかかる
・痛みを感じる人もいる
・日焼け肌には照射ができない
IPL脱毛は太くて濃い毛の効果が高い脱毛方法のため、ワキやVIOなどの脱毛に向いています。脱毛効果を比較的実感しやすいのがIPL脱毛のポイントで、照射後、1~2週間ほどで毛がポロポロと抜け落ちます。
IPL脱毛は、光脱毛の中では効果の実感が早い脱毛になりますが、メラニン色素に反応するため、背中やお腹などの産毛が多いパーツには時間と回数が必要です。
また、毛周期に合わせて脱毛を行うため、早く脱毛を終わらせたいという方には、周期が関係ないスピード脱毛がおすすめです。
IPL脱毛で施術できない箇所
IPL脱毛で照射ができない箇所を紹介します。
・色素の濃い箇所(ほくろやシミ・あざ)
・傷跡
・乾燥箇所
・タトゥーの部分(タトゥーの部分を避けて照射するサロンが多いです)
・日焼け肌
・白髪箇所
タトゥー部分の対応は脱毛サロンによって異なります。タトゥーの色抜けを防ぐため半径5㎝程度開けて照射を行うなど、対応を工夫している脱毛サロンが多いです。タトゥーの面積が広い方や数が多い方は、照射できる面積が狭くなってしまうため注意しましょう。
また、日焼け肌やほくろ・あざの箇所には照射ができないため、不安な方は契約をする前に施術ができるか確認をしておくと安心です。
必要な回数
多くのサロンは、初めは脱毛の間隔を短めにして施術を行い、回数を重ねるごとに間隔が長くなります。脱毛の効果を高めるためには、施術のタイミングが早すぎても遅すぎてもよくありません。使用する機械や・パーツ・サロンにより来店のペースは異なるため、自分の回数に合った来店の目安を聞き予約をとりましょう。
IPL脱毛は、個人差はありますが、3~4回程で毛の変化を感じはじめ、5~6回程で効果の実感が出始めるといわれています。
目指したい肌状態により必要な期間は異なりますが、自己処理を減らして楽な状態を目指すためには、12回~18回は回数が必要です。また、VIOや産毛箇所もしっかりツルツルを目指したいという方は20回~24回程必要なケースが多いため、通い放題のプランもおすすめです。
脱毛にかかる期間
ここからは脱毛にかかる期間について紹介します。
施術を行う回数や肌の状態・通うペースにより必要な期間は異なりますが、毛周期に合わせて脱毛を行うため下記期間が目安となります。
・6回→1年間
・12回→2年間
・18回→3年間
しかし、回数を重ねるごとに3ヶ月に1回や半年に1回の来店になるサロンもあるため、上記期間より長めに認識しておくことがおすすめです。
IPL脱毛が向いている人
IPL脱毛・SSC脱毛・SHR脱毛の大きく分けて3種類の機械がありますが、機械により向き・不向きがあります。ここからはIPL脱毛が向いている人を紹介します。
・脇やVIOなどの濃い毛を無くしたい方
・早く効果の実感を得たい方
・減毛のエステ脱毛をしたい方
SSC脱毛・SHR脱毛はジェルを使用しての脱毛になりますが、IPL脱毛はジェルを使用しない脱毛サロンもあります。過去にジェルを使用する脱毛の経験があり苦手だった方は、ジェルを使わない脱毛サロンがおすすめです。
アフターケアの方法
脱毛を行う際には肌に熱を当てます。肌に負担が少ない脱毛サロンを選んでも全くダメージがないわけではありません。自宅に帰ってからや普段のセルフケアがとても大切です。
また、脱毛サロンに行くのは1.5ヶ月~2ヶ月に1回です。脱毛をした時だけ肌のケアを行っても、施術時に肌の状態が万全でないと上手く効果は出ず、とても勿体ないです。
そこで、ここからは脱毛後当日のケアと普段のケアを紹介します。
脱毛サロンに行けば安心と思う方もいるかもしれませんが、脱毛の効果は肌の状態によって決まると言っても過言ではありません。
しっかりとケアをされている肌と、全くされていない肌では土台(肌)の状態が違うため毛の抜けやすさが異なるのです。
毛の抜けやすさは草むしりで例えられます。
・乾燥していて固くなっている土
・田んぼのような水分が沢山含まれている土
どちらの方が草が抜けやすいかを考えると、脱毛のときのケアの大切さが分かります。
乾いている状態の土から塗りやり草を抜こうとすると途中で草が切れます。脱毛も同じように乾燥した肌では根っこが抜けず、毛が途中で切れてしまったり、新しい毛が生えるときに毛先が固い皮膚から頭を出すことができず、埋没毛になる可能性があります。
しっかり肌のケアを行い、1回の脱毛の効果を最大限に発揮させましょう。
〈脱毛当日のケア〉
脱毛当日は毛穴の中に熱がこもっている状態のため、毛穴から熱が放出できる状態が望ましいです。
しかし、保湿ケアを何もしていないと肌が乾燥してしまい毛が抜け落ちにくくなってしまうため、脱毛当日は化粧水のみでの保湿ケアがおすすめです。
・保湿は化粧水のみ
・湯船にはつからずぬるめのシャワーでの入浴をする
・ボディータオルやスクラブなど、刺激を与える物の使用は控える
脱毛後は赤みやひりつき等の副反応の症状が誰でも出やすくなります。副反応の症状が出てしまった場合は、まずは清潔な冷たいタオルで冷やし、その後に保湿ケアをしっかりと行いましょう。
症状が引かない場合、サロンにより対応が異なるため、放置せずにサロンに相談をしてみましょう。
〈普段の肌のケア〉
普段の肌のケアは、しっかりと肌に水分を入れ、上から水分が逃げないように蓋をすることが大切です。
・入浴後、化粧水で保湿をする
・化粧水の上から油分物(クリームorジェル)で蓋をする
・スクラブを使う
・化粧水パックをする
保湿=クリームと思う方は多いかと思います。普段のケアではクリームもおすすめですが、脱毛の期間中はジェルの方がおすすめです。
クリームは油分値が高すぎてしまい、脱毛後に毛穴から熱が放出できなくなったり、毛が毛穴から抜け落ちにくくなってしまうためです。
また、使用する化粧水・ジェルはアルコール成分が入っていないものがおすすめです。アルコール成分が多く含まれている商品だと、肌表面でアルコール成分が蒸発してしまい、保湿効果が弱まってしまうためです。
アルコールで手指消毒をすると手が乾燥しやすいかと思います。アルコール成分が含まれている物の場合、消毒をするときと同じことが身体上で行われているイメージです。
また、膝回り・肘回りなどの皮膚が固い箇所は、スクラブを使うと皮膚が柔らかくなるため、毛が抜け落ちやすくなります。スクラブをする際に、一緒にコットンに多くの化粧水を含ませた化粧水パックをするとより肌が柔らかくなるため、おすすめです。
おすすめの脱毛サロン
ジェイエステは脱毛・美顔・痩身を取り扱うトータルビューティーサロンです。
創業40年以上で、脱毛は全身だけでなく部分のプランもあるのが人気なポイントです。
ファミリー会員・ペア割りなどキャンペーンも多数あるため、お得に脱毛が始められます。13歳から脱毛が可能なため、親子で通うのにもおすすめのサロンです。
さいごに
本記事では、IPL脱毛の仕組み、IPL脱毛のメリット・デメリット、IPL脱毛で施術できない箇所、脱毛にかかる期間、アフターケアの方法、おすすめサロンなどを紹介しました。
エステ脱毛にも大きく分けて3種類ありますが、自分に合った機械を見つけることができないと効果に満足できない可能性もあります。
脱毛は、時間も費用もかかるため、下調べをしっかり行い後悔のないサロン選びをしましょう。